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ひとりオフ会in高槻

今日も一人オフです。
ちょっと寂しい。

10月とは思えないすごい日差しです。
暖かい?暑い?

今日のお風呂は高槻にある天神の湯。
駅から歩いて行ける親切設計。
都会の真ん中とは思えないいいお風呂です。

修正後1

浴槽はちっちゃいけど、キチンとした感じに作られてて、お湯は好きな熱さに調整できます。
熱すぎるのは苦手なので、これはけっこううれしいです。

修正後2

都会の真ん中の7階のお湯。
景色がい~いとはいかないけれど、なんとなく風が涼しい。

修正後4

ハァ~。
癒されますね~。

あ、そうそう。
お風呂上がりのデザートもおいしいそうですよ。
でも太りすぎたらいけないので、私は残念ながら我慢します。
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あさぎ作小説「終末カグヤ」⑨とあさぎ屋外ヌード

修正後3

女は、自分のワンピースの膝の上に人差し指を乗せ、指先が自然に自分の名前を描くのを待った。
「トモカ、です」
 女はひっそり言った。男はうなずいた。「俺は、榊裕一」
「榊さん、……裕一さん?」
「なんでもいいよ」
 男――榊の手の甲が翻り、指が細やかに動き、ラジオで次の詩がはじまった。詩の向こうでは、男の言う通り、多くの人が地面を鳴らして歩いたり、煙草の煙を空へ捨てたり、スポーツクラブのプールで泳いだり、調理したり、シーツやタオルを風と陽のあたるベランダに、下着と一緒に干したりしているような気がした。
 けれど男の言葉が本当なら、いや、自分もそれを知っているんだと、トモカは思う。
 榊は、ばれんの外側を造る。縁を、堅固に編み込んだ芯で巻き、髪のように艶光る白々とした竹皮で包みこんでいく。トモカには、自分もやってみたい、という気は起きなかった。こんな風にはできないだろうという諦めと、もうひとつ、竹の匂いを嗅ぎながら榊が手仕事をしているのを見ていると、心が落ち着くことに気づいているからだった。
「これ、なんに使うの?」
 詩の、最後の部分の音の痕跡が、トモカの聴覚神経を、その竹皮のように包みこんで繰り返している。榊は、眼がなくなったと思うくらい、双眸を細くする。
「版画とかを刷るのに使う。木を彫って、墨を塗って、和紙を乗せて、上から擦るんだ。これも他と同じで、この竹じゃなきゃ、きれいに擦れない」
「あなたが、版画をやるの?」
「俺はやらない。……絵を描くのは苦手なんだ。やるのは違う奴だよ、もう、知ってる限りではそいつしかしないけど」
「この辺りで、誰かまだ生きている人がいるのね?」
「もう少ししたら行く。トモカはどうする?」
 名前で呼んでいい、などと訊く概念も榊にはないようで、榊の言葉にも内容にも戸惑って、トモカはまた戸口へ顔を向けた。外は恐いところだ、というのが本能的に五感から、空間感から伝わってくるのだが、一人で置いていかれるのは更に耐え難かった。「ついて、行っても?」我知らず、声が小さくなる。葉の筋を裂く音の具合を聞き分ける榊の耳には、困難なく、「だろうね。なら、待っていて。……粥、食って、待っていて」と、返す言葉も、当然のようだった。榊の胡坐から数十センチ離れて、彼自身が食べ終わったらしい、少し米汁のついた木の椀が置かれていた。トモカの椀は、昨日と同じものが、囲炉裏の端に。トモカは黙って、冷めた粥を酌で椀によそい、すすった。ほんのかすか苦い、塩味。胸が、またあたたかくなった。
 うれしいのかな。
 トモカは自分を怪しんだ。ラジオの時報が、九時になり、新しい詩が流れ始める。

あさぎ作小説「終末カグヤ」⑧とあさぎ屋外ヌード



――八時になりました。
 ラジオが時を告げ、詩の朗読が始まった。象の詩だった。汐波が渚を打ち、月の引力に従って引いていく響きが、竹皮の擦れる音と重なって室内を逡巡する。竹の家具の足元にできる影が、象の群に見えた。
「わからないの」
 歯がみして、女は言った。眉間に深く皺が寄った。自分がどこの何者なのか、思い出そうとしても、頭の中にそびえ立つ固い巨大な壁に突き当たるだけだ。持っている記憶といえば、なんとなく体に、降り積もった土と葉との上に横たわっている感じがあったこと、男の背中に背負われて、カシロダケの林の坂を下り、ここへ運び込まれたということだけ。昨日、竹皮を取りにきたら、裸足で林の麓に倒れていたのだ、と男は言った。
 男は低い、眼と同じように透った声で、「いいよ、ここらでは、そんなものだから」と言った。宥めたというより、それを気にする概念がない様子だった。それから、「名前とかも、覚えてないね?」と、訊き継いだ。
「名前、」
 そういえば、ここへきたのは昨日だというのに、男と名前を言い合わなかったと、思い当たる。男は、今日はこんなにいろいろ話してくれるが、昨日はほとんど、無言だった。女がはっきり意識を取り戻したとき、男は室の中央後ろにある囲炉裏の炭に石を打って火をつけていた。傍の鉄鍋の中には竹の子と山菜、少しの米に、鶏の卵が濃く入っていた。真っ黒な炭が、大地の底の炎のようなオレンジ色に焼け染まり、煮上がった雑炊は、女の膝元に竹皮の椀に注がれて置かれた。女がぼんやりしていると、男は木のさじで雑炊を掬い、息を吹きかけてから、女の口に黙って掬い向けた。ちょうど、幼い子供に、父親がそうしてやるようなしぐさだった。
 それから女を眠らせた。古いカヤのような匂いのする、しかし清潔な布団を敷いて、女の肩をひょいと押して横にして、上から薄い布をかけた。食べさせてくれた時と同じように、なんの他意もない、丁寧で呆気のないしぐさだった。気温は、眠るのにちょうどよかった。夢を見ない、空白の眠りがあって、女が目を覚ますと、男は朝食の粥の鍋の前にあぐらをかいて、件の作業をしていた。声は、女が話しかけるまで、掛けなかった。
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